こんにちは
寒いですね~。暖冬だったから余計ツライ。
新型コロナウイルス騒動、日に日にすごいことになってますね。
うちのクリニックでもマスクを問屋さんから供給できず、ドラッグストアなどにも買いに走りました。でも確保できたのはスタッフ人数考えても1か月分くらい。そのころには、マスクもかなり生産されているのか?それともメイド・イン・チャイナ製なら、工場が止まって供給されなくなるのか?
消毒用アルコール類も在庫少なくなってきました。他で代用できるもの(環境整備系)はそうしますけど、先行き不透明感がどうもね。
早く収束してほしいですね。閉じ込められている人を思うと苦しいです。程度は違いますが私も去年インフルで、同居の子どもや高齢者にうつさないよう、ほぼ1週間日にも当たらず、食欲消失で食べられずに部屋に閉じこもっていたら、メンタルおかしくなりましたもの。なんかもうパニック障害みたいな。封じ込めってほんとにこたえますよ。しみじみ。
外の風や日光を浴びれるありがたさを普段感じることなかったですが、それがよくわかりましたもの。
船の窓のない部屋の人が心配です。でも、条件付きでも散歩はできるようになったみたいですね。厚労省や検査施設や感染病床を持っている病院の人たちも寝ないで頑張ってくれている人たちもいるんだろうと想像しますが、長引くとそこもうまく回らなくなりそうだし、ほんと早く早く収束しますようにと祈ります。
それと、まだかかっていない人は、手洗いうがいはやりつつ、免疫力アップをはかりたいですね。ビタミンACEを摂って、早く寝ましょう!
・・・しかし、これだけの全世界規模になると、なんらかの壮大な社会実験の世界だろうか?とか、ふと思ってしまう・・。中国の世界への影響の大きさ(人の流れの多さ)や中国への日本の依存度(観光・モノ)、「うつる病気」がこれほどの規模で拡散されたら人はどういう行動をとるか(インフル罹患者は減ったらしい)、どのように拡散していくのか、国はどう動くのか、経済はどうなるのか?どこかの国に依存しない自立できる国になるには?パンデミック様になったら個人でできること・国でできること・WHOでできることはなにか、どのタイミングでどうすべきなのか?いろんなことをあぶりだす装置かのような。神様の壮大な社会実験なのか?どこぞの国の策略なのか?そんなことまで考えてしまう・・・。ネットの見すぎか!!冷静にならねばね。
さて、本題。今回は病棟復帰してみて、困ったことを書こうと思います。
病棟復帰で困ったこと1
1・シリンジポンプ、輸液ポンプの使用
シリンジポンプを使う場面って、シビアな薬を使いますよね。10m以下/Hで流すもの・・イノバンだったりインスリンだったり、麻薬だったり。状況もシビアなのでとても緊張します。
前任から引き継ぎならまだしも、急に開始となり、いちからセッティングとなると、ME室から借りてくるとこから始まるその煩雑さ。ニトログリセリンやインスリンだったらルートのチューブも注意しないといけなかったり。結構いっぱいいっぱいになります。
病棟でいきなり当たると焦りますので、復職研修などで触らせてもらえるならば、例をもって(ノボヘパリン1万単位+生食40ml 2ml/Hなど)一からの段取りで、できればルートもつけて練習させてもらうといいです。開始の段取り、使用時の観察項目(正しい薬剤か、設定流量が注入されているか、押し子・フランジのセットが確実か、三活があいているか、バッテリ残量、コンセントから電源を取っているかのランプ、動作インジケーターが動いているか、シリンジポンプは刺入部と同じ高さに設定されているか等)、
シリンジの交換や終了時のやり方、アラーム時の対処も練習できるといいですね。
サイフォニング現象(シリンジの固定不良によって起こる薬剤の大量注入現象)を予防するための策も一緒に練習できるといいですね。
①シリンジポンプを患者側接続部と高低差がないように使用する
②シリンジポンプのセッティングは確実に行う
③シリンジポンプに加え輸液を併用するときは必ず輸液ポンプを使用する
シリンジポンプや輸液ポンプの操作手順はここで文章打ち込むよりも、おすすめ本のご紹介
①「看護技術が見える2臨床看護技術」MEDIC MEDIA社
イラストと写真と併用。説明が詳しい。ポイントと根拠もありわかりやすい。
②「ビジュアル臨床看護技術ガイド完全版」照林社
写真メイン。載ってる項目が多い。これ1冊ですべてわかる!と銘打っているとおり。
①の本は基礎看護技術は別冊になっている。(看護技術が見える1)
③「安全で確かな与薬1」インターメディカ社
DVD付で薄くて高い(4200円)。本での説明はふつう。巻末の薬に関するまとめがいい。あれこれみなくてもひとまとめなので助かる。DVDもけっこういいです。本の目次のものすべてDVD項目に入っています。一通り見るにはいいかと。
1.経口薬の与薬
2.点眼・点入
3.皮膚貼付剤の貼付
4.吸入薬の与薬
5.直腸内与薬
6.筋肉注射
7.皮下注射
8.皮内注射
9.静脈注射
10.中心静脈注射
11.輸液ポンプ・シリンジポンプ
一通り見れます。ちょっと映像が古い感もありますが(2007年発行)
あとは動画サイト看護roo!様でしょうか。
まとめ
本と動画の二本立てでシミュレーションしつつと実物を触る機会を持つ、につきるでしょうか。ブランク長いと怖さがつよい分野ですよね。健闘を祈ります